先日の新聞等での報道がありましたが、群馬県の信用保証協会が中小企業の債務を肩代わりする「代位弁済」の2009年度総額が、前年比16.3%増の256億1千万円と過去最悪の状況になったとありました。その中でも、やはり建設業も割合が高く30.1%を占めておりますが、製造業が全体の27.4%を占め、前年通期より5.8ポイント増加し、総額を押し上げたようです。リーマンショック後の輸出急減で、他業種よりも製造業の資金繰りが逼迫している様子がうかがえます。建設業に留まらず、製造業の資金繰りが厳しいことはこれからの景気の先行きに不安を残します。
この代位弁済というのは、返済ができなくなった中小企業の債務を、前もって保証を行っていた保証協会が肩代わりとして、借りた銀行に支払うことをいいます。
しかし肩代わりといっても、保証協会の支払が済んで債務は終わりでなく、企業にとっては債権者が銀行から保証協会に変わるだけということになります。こうした仕組みには疑問が残りますよね。
但し、今後の企業は、どうやって利益を出していくかを真剣に考えなければなりませんし、資金繰り難の場合は、自社の体力つまりキャッシュフロー(CF)を把握した上で、金融機関へ支払できる金額を導き出し、その金額での返済をお願いしていくことがまずは先決です。もしCFがマイナスであれば経営そのものが成り立っていないということになります。そして2年を目途に早く黒字化して、利益を出すためにどうすればよいのかを社員全員で知恵を出して考えていかなければなりません。
このような状況下でも中小企業の皆様、ぜひ負けないで頑張ってください。
企業再生を行う上で、まず当社が手をつけることは、やはり経費削減です。今のような不況期に売上拡大は、確かに難しいので、まずは確実に削減できる経費から手をつけることは、セオリー通りの順番です。
実際、金融機関に再建計画の進捗報告に行くと、売上が上がり、同時に経費も削減できていた場合、経費削減については金融機関は非常に評価してくれます。
確かに売上(営業)は水物のところがありますので、毎月確実に収益に貢献する経費の削減のほうがいい面もあります。
しかし、経費の削減のみになってしまうと基本的には、会社を縮小させることになるので現在残っている債務を返済するためには、余程高収益な会社にするか、債務自体を減らす対策を練らないと難しいことになってしまいます。
ですので、どこかのタイミングで営業を強化し、経営規模を拡大していかないといけなくなります。
また、経費削減が中心の会社にやる気のある有能な人材が集まるでしょうか?そういった意味でも、会社にとって営業力の強化は絶対に必要なのです。
現在、売上を拡大しても、「景気が、若干上向いてきたから」等といわれ、非常に悔しい思いをしたので、景気の回復以上の売上の伸び率を出していきたい思い、本日のブログとさせて頂きました。
最近、モラトリアム法案の成立を受け、電話での相談が増加傾向にあります。皆様、遠慮しながらお電話を下さる方がいますが、お気軽にご相談ください。
少しでも皆様の不安を解消できれば幸いです。
お久しぶりのブログです。
新年を迎えて、新たな抱負を掲げられた方も多いではいでしょうか。
2009年度の倒産状況が昨日の日経で発表されていましたが、4年ぶりの減少の15,480件であったそうです。ただしこれは緊急保証制度の活用や公共工事の前倒しなどにより建設業の件数が減ったことなどの影響によるもので、今年の前半は厳しい見方も予想されています。
一方、群馬県内は4.7%増加の199件となり、前年を3年連続で上回っています。特に小売業・卸売業の増加が目立っています。
デフレの影響や消費マインドの低下により安くてよいものが当たり前の時代に突入し、なかなか売上の拡大は難しいようです。
これからは、モラトリアム法案をはじめとして様々な金融支援策も活用しながら、①利益を出せる体制づくり、②売上を維持・拡大するための新たな取組ややり方の改善、③そのための社員の具体的な行動目標の設定 が必要ではないでしょうか。
どうか皆様にとって今期からは良い年になるようにお祈りしております。
そして我々もそのためのお役に立って行けたらと思っております。