円高やドバイの問題から株価が低迷しています。先の見えない時代がまだまだ続きそうです。いったいどうしたらよいのでしょう。

大きな環境変化の中、これまでのビジネスモデルは通用しなくなっていきています。

でもこうした中、着実に業績を伸ばしている企業も存在します。

代表的なのは、あのユニクロで有名なファーストリテイリングです。

ファーストリテイリングの柳井会長は、その考え方の大半を、ピーター・F・ドラッガーという有名な経営コンサルタントから学んでいると言っています。

その教えの一つに、これからの社員は、『知識労働者』たれということがあります。

知識労働者とは、社員1人ひとりが自分の意見や知識を持って自発的に考え行動する労働者のことです。つまり社員の1人ひとりの知識や判断が企業経営を支えているという考え方です。

そして自ら創意工夫する機会を社員に与えることで、彼ら自身のやりがい、生きがいを創出することにもなり、さらに会社組織は良い循環で活性化していきます。

これからの時代は、ルーチンワークを毎日繰り返すだけの、そして上司から言われることだけをこなすだけでは、その社員はもちろん、会社そのものも生き残ってはいけないということではないでしょうか。

高度成長時代には、一つのルールに沿って各自が着実に言われたことをこなすことが美とされてきたと思います。もちろんそれを間違いというつもりはありません。ただ、混迷の時代には、常に変化する市場に備え、社員が自ら考え、自発的に意見し、行動し、成果を上げていく時代なのではないでしょうか?但しこれはあくまで全社員が同じ目標や目的をもっていなければ、うまくいきません。そうでないと単なる自分勝手な集団になってしまいますからね。

『共通の目的や目標をもつということは、会社とはある使命に賛同したした人たちが自然に集まってつくられたコミュニティであり、その組織・企業が一体何を実現するためにこの世に存在しているのか。その原点こそが大事なのであって、それがなければ存在している意味さえない』 ~ファーストリテイリング 柳井氏 述~

『これからの明日の組織のモデルはオーケストラである。250人の団員はそれぞれが専門家である。それも極めつけの専門家である。しかしチューバだけでは音楽を演奏できない。演奏するのはオーケストラである。オーケストラは250人の団員全員が同じ楽譜を持って演奏する』  ~ピーター・F・ドラッガー述~

う~ん!! どちらも身にしみる深い言葉ですね。

知識労働者の考え方、ぜひ目指してみませんか!!