帝国データバンクの調べでは、群馬県内企業の5月の倒産件数は4件(前年同月比7件減)で、前月の14件から大幅に減少し、昨年9月以来の一桁台となったようです。
結果だけを見ると最悪期を脱しているように思えますが、倒産件数が減ったのは明らかにセーフティネット融資などの緊急融資により、一時的に資金繰りが改善したからだと思います。
それ自体は悪いことではないのですが、その緊急融資によって出来た時間をどのように使うのか?が非常に重要になってきます。
そもそも、経営不振の根本の原因は、本業が赤字であったり、新規事業ではじめたものが本業の足を引っ張ったりなどであり、そこにメスを入れない以上、また折角の借入をすぐに食いつぶし、2~3ヵ月後にはまた資金が足りなくなるということがおきます。
実際、いくつかのメディアでも7月以降、緊急融資を受けた企業の資金繰りが再度厳しくなり倒産件数が増えるのではと報道しております。
そうならないためにも是非、会社の改善にお取組頂き、限り或る資金を有効活用いただければと思います。
また、企業の再生を実行しなければならない企業は、既に税金や社会保険等の滞納、買掛金の滞納など支払わなければならない未払金が多く存在しております。
そんな中、緊急融資でたまっていたものを計画なしに支払ってしまう例も多くあります。
是非、その融資をどのように使っていくのかを計画した上で(資金繰り計画)、ご利用いただき、折角の融資を企業の再生・再建に活かしていただきたいと強く願います。