こんにちは。4回目のブログになります。

前回のブログでは、まず黒字にすることが大事であると申し上げました。

但し、黒字になっていればもう安心かというと、そうではありません。前回も申し上げていましたが、借入金の元金返済額は損益計算書には考慮されていないのです。

そこで俗にいうキャッシュフローがどうなのかを簡便にみる方法があります。年間の損益計算書の一番下の税引後当期利益に、実際の現金支出ではない減価償却費を足した金額を償却前利益をいい、これが簡易の年間のキャッシュフローと考えることができます。

この金額が年間の返済元金合計を上回っていないと、会社は常に資金不足なり、このような場合は新たな借入で対応せざるを得なくなっているはずです。こうなると結局は借入返済のための借入金が増加していき、まさに自転車操業となってしまいます。

従って、黒字にする対策とともに、年間の元金返済額を把握して、また必要な設備投資計画も考慮した上で、そのための利益はいくら必要なのかを計算し、その上で、営業利益目標を決定し、そのための販売管理費はいくらまで大丈夫なのかを計画します。そして売上総利益の目標を出し、最後にそのための売上を計画することになります。

まずはこのように損益計算書の下から上に向かって計画を立てていきますが、もう一度最後に、上から下に戻って確認し、もう一度見直すことも大事です。

つまり、売上については現実もあります。付加価値の高い戦略商品がない場合は、しっかり現実を見据え、達成可能な売上の中で必要な利益を出すための原価や経費の計画を立てることも必要という意味です。

まずは今の借入金元金の返済が、しっかり償却前利益の範囲内で賄われているのかチェックすることから始めてみたいですね。